ビジョン ~目指す姿~
- (1) 標準化の目指す将来の姿は「円滑な電子データ流通の構築」「統合的な電子データ利用環境の創出」を実現し、もって建設分野全体の生産性向上を図ること。
- (2) 個別分野の標準化より、共通部分の標準化。
- (3) システムの標準化よりデータ・フォーマットの標準化
- (4) 産官学が入った恒久的な組織の中で、標準を開発又は調査し、JACICは事務局を担当する。
グランドデザイン ~全体構想~
CALS/ECの取り組みが始まってから10年以上が経過し、紙から電子データへの移行は着実に進展しました。また、電子納品については、要領・基準類が策定され、2004年度からは国土交通省の直轄事業において全面的に実施されており、大量の社会基盤情報が蓄積されつつあります。
今後、これから蓄積された社会基盤情報の利活用を一層促進するために、「建設情報利活用グランドデザイン検討タスクフォース」では、現在私たちが抱えている問題や情報技術の最新動向を整理し、今後目指すべき方向性として、「社会基盤情報の価値を活かすための11の提案」を策定しました。