技術名称 | 箱型擁壁 | |
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副題 | 可撓性を有するもたれ式擁壁 | |
認定機関 | (一財)土木研究センター | |
審査証明日 | 2014年(平成26年)03月31日(内容更新 2014年(平成26年)03月31日) | |
初回審査証明日 | 2004年(平成16年)03月31日 | |
有効期限 | 2019年(平成31年)03月30日 (期限切れ) | |
技術保有会社 | 株式会社箱型擁壁研究所、昭和コンクリート工業株式会社 | |
問 い 合 わ せ 先 | 会社名 | 株式会社箱型擁壁研究所 |
住所 | 大阪市淀川区西中島5丁目2番5号 | |
担当部署 | ||
連絡先 | 06-6390-5080 | |
建設分野 | 河川 道路 防災 | |
業務分類 | 地震 防災 コンクリート系 | |
キーワード | 高耐震性 高排水性 工期短縮 災害復旧 寺勾配 リサイクル 緑化 曲線 擁壁 鉄筋コンクリート | |
技術概要書 | ||
関連リンク | ||
NETIS登録番号 | CB-040038 | |
概要 | 「箱型擁壁」は、箱型形状をしたプレキャスト材(以下箱体と言う)と単粒度砕石を用いた中詰め材および裏込め材からなる。各段の箱体を設置した後に、4層に分けて中詰め材および裏込め材を締め固めながら空積みで積み上げる「箱型擁壁」は、箱体~中詰め材~裏込め材の全体で擁壁として機能する。箱体前面の小段には植生を施す事も可能で、環境や景観に配慮した擁壁となる。空積みの箱体で構成されるため、地盤の変形に対して比較的フレキシブルに追随し、一般のコンクリート構造物で問題となる過大な応力集中が生じない。
箱体を積み重ねて構築するため、勾配設定の自由度は高く、城の石垣のような景観を持つ寺勾配を容易に実現でき、また、箱体を反転させるだけでコーナー部や曲線部の施工ができ、縦断勾配にも対応できる。
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適用実績 | 初施工は平成4年に岐阜県内の広域生活環境保全改良工事で、平成26年1月現在の擁壁高さ8.0m未満の実績は1,385件、8.0m以上10.0m未満は560件である。
発注者別の比率では、国関係(国土交通省、農林水産省など)が8%、都道府県が50%、市町村が37%、民間が5%と幅広い。 用途別には、盛土擁壁として60%、切り土擁壁として40%で、一般の道路、河川・ダム・湖沼の護岸、トンネル・橋梁の取付け道路、公共・民間の造成、ツタ類・低中木での緑化や災害復旧の採用例が多い。 |