審査証明技術(概要)

技術名称
SRF工法
副題
高延性材によるコンクリート構造物の補強方法
認定機関
(一財)土木研究センター
審査証明日
2018年(平成30年)03月14日
初回審査証明日
2008年(平成20年)03月14日
有効期限
2023年(令和05年)03月13日 (期限切れ)
技術保有会社
構造品質保証研究所株式会社





会社名
構造品質保証研究所株式会社
住所
東京都千代田区神田三崎町2-7-10
担当部署
推進部
連絡先
03-5214-3431
建設分野
道路 橋梁
業務分類
施工方法 維持修繕 防災
キーワード
耐震補強
段落し部
せん断補強
じん性補強
繊維
連続繊維
ポリエステル
接着
高延性材
変形能力
技術概要書
関連リンク
NETIS登録番号
KT-120025-A
概要
「SRF工法」は、道路、鉄道、港湾施設などのコンクリート製部材の補強工事において、従来工法より、使用材料と工程を単純化し、施工困難な箇所においても、補強を迅速に実施することに資することを目指して開発されたもので、ポリエステル製のベルト状補強材をポリウレタン製の接着剤で部材表面に手作業で貼り付ける工法である。既設コンクリート部材全体のせん断耐力および変形能力の向上、段落し部の耐力の向上の目的で用いることができる。部材表面が健全で大きな凹凸が無ければ、下地処理が不要なこと、資材が小さく軽量で柔軟性に富み、一般工で施工できることなどが特徴である。
適用実績
SRF工法は、2002年から、2018年2月までの間に、114件の鉄道および電力土木関連施設の1,502本の橋脚の耐震補強工事に用いられている。補強実施面積の合計は、19,669m2である。このほか、建築関連施設においては、耐震補強、火災あるいは、地震被災後の応急補強等に対して、2,011件の工事において、16,622本の柱、1,273枚の壁、456本の梁に対して延べ173,656m2に施工されている。いずれの工事においても、技術的、施工的問題は報告されていないことが確認されている。

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