平成28年度(一財)日本建設情報総合センター研究助成公募案内 | |
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(一財)日本建設情報総合センターでは、財団の目的1)に合致した、情報技術を活用し建設事業の円滑化に資する調査研究を対象に、研究助成を行っています。以下のとおり助成の対象を公募します。
平成28年度は、JACIC30周年記念事業の最終年度として研究助成要綱に定める〔指定課題〕及び〔自由課題〕の助成額を[記念枠]として引き続き増額します。また、〔指定課題〕の内、高度な研究または早期に実用化が期待できる研究に対し、さらに助成額を拡大した[特別枠]を引き続き設け助成を行います。
〔指定課題〕は、JACICが現在取り組んでいる課題、並びに近い将来取り組むことを考えている課題を挙げています。
〔自由課題〕では、建設分野において最近話題となっている課題やICTの新たな活用に関する課題を求めるため、建設分野の情報化に関する研究を幅広く募集しています。(指定課題を除く)
1.研究助成の対象
(1)【指定課題】
課題名 | 分野 | テーマ | 課題選択記号 | |
---|---|---|---|---|
特別枠 | 記念枠 | |||
指1 建設生産システムにおけるCIM/BIMに関するもの | 1-① | ライフサイクル(計画・設計・施工・維持管理等)にわたる情報共有 | A | B |
1-② | データモデル | |||
1-③ | 3次元CADの構築・連携・利活用 | |||
1-④ | 3次元形状測定技術【3Dスキャナー(赤外線デプスセンサー、RGBセンサー等)、写真測量(ドローン、Photog-CAD)】 | |||
1-⑤ | 教育プログラム | |||
1-⑥ | ロボット、人工知能、IoT、スマートデバイス(スマートフォン、タブレット)等 | |||
1-⑦ | 経済効果【生産性向上、導入効果、費用(B/C)等】 | |||
1-⑧ | その他 | |||
指2 建設生産システムにおけるデータベースに関するもの | 2-① | 3Dデータの交換手法とプラットホーム | ||
2-② | 3Dオブジェクトを含むデータベースの並行作業・並行変更(コンカレントエンジニアリング)調査から維持管理まで | |||
2-③ | 防災情報、BCP、維持管理情報 | |||
2-④ | クラウド化、VDI | |||
2-⑤ | データベースのセキュリティ | |||
2-⑥ | データベースの連携 | |||
2-⑦ | 意味情報の共有・交換 | |||
2-⑧ | ビッグデータの活用 | |||
2-⑨ | その他 |
(2)【自由課題】
課題名 | 分野 | テーマ | 課題選択記号 |
---|---|---|---|
記念枠 | |||
自1 建設分野の情報化の企画、提案、標準化に関するもの | 1-(a) | 建設分野の情報化に関する企画、提案、標準化等の調査研究 | C |
1-(b) | 建設情報の流通性の向上に関する調査研究 | ||
1-(c) | 建設分野のBPRに関する調査研究 | ||
1-(d) | その他 | ||
自2 建設分野の各種業務の情報化に関するもの | 2-(a) | 土木工事積算業務に関する調査研究 | |
2-(b) | 河川・道路・都市等における業務の情報化に関する調査研究 | ||
2-(c) | 防災業務の情報化に関する調査研究 | ||
2-(d) | GISを利用した業務支援システムの調査研究 | ||
2-(e) | CALS/ECに関する調査研究 | ||
2-(f) | 建設副産物、建設発生土情報交換に関する調査研究 | ||
2-(g) | その他 |
2.助成対象者
大学、高等専門学校、民間 (各種団体が運営する委員会等も含む) 等で、上記研究項目に関心を有する研究者とし、学識経験者等による審査のうえ決定します。
3.助成期間
助成期間は、原則、平成28年9月1日から1カ年とします。但し、複数年を希望する場合には2カ年を限度とします。
4.助成金額
課題別 | 課題選択記号 | 助成額 | 説明 | 助成件数 | |
---|---|---|---|---|---|
(1)指定課題 | A | 特別枠 | 1,000万円以内 | 研究助成要綱の指定課題に特別枠として下記のいずれかの条件を満たす研究に助成する。旅費交通費は助成金の50%以内または、125万円以内のいずれか小さい費用とする。 研究期間は2年以内とする。 ① 特に高度な研究と認められるもの。 ② 早期の実用化が期待できるもの。 |
3件以内 |
B | 記念枠 | 300万円以内 | 研究助成要綱の指定課題助成額を300万円以内と読みかえ助成する。旅費交通費は助成金の50%以内または、125万円以内のいずれか小さい費用とする。 | 未定 | |
(2)自由課題 | C | 記念枠 | 200万円以内 | 研究助成要綱の自由課題助成額を200万円以内と読みかえ助成する。旅費交通費は助成金の50%以内または、75万円以内のいずれか小さい費用とする。 | 未定 |
(平成27年度は、指13件、自8件の助成を採択。)
5.申込み方法
助成を申請される研究者は、1人(共同研究の場合は1研究グループ)あたり1件とします。所定の申請書に必要事項を記入のうえ、財団へ提出して下さい。研究助成要綱及びこれまでの実績については、JACICのウェブサイトに掲載しています。
<参考資料> 研究助成要綱 これまでの実績
6.申請書及び申請書に記載された個人情報の利用目的について
提出頂いた申請書は返却しません。申請書の記載された個人情報は、申請者への連絡、情報提供のために使用します。ただし、取得した個人情報のうち、氏名、所属機関名及び役職名は、当事業の広報のために刊行物、報告書、ホームページ等で第三者に公表します。以上の事項に同意した上で申請をお願いします。
7.申請書類
・ 研究助成申請書 (様式-1-1)
・ 研究助成申請概要書 (様式-1-1の2)
・ 助成申請者経歴 (様式-1-2)
・ 共同研究者経歴 (様式-1-3) 共同研究者が存在する場合は、記入
・ 研究計画書 (様式-1-4)
・ 研究費用予定内訳書 (様式-1-5)
8.応募期限、提出方法
平成28年6月30日(必着)、メール
9.提出先(メール)
〒107-8416 東京都港区赤坂7-10-20 アカサカセブンスアヴェニュービル
一般財団法人 日本建設情報総合センター 建設情報研究所 研究助成担当 宛
E-mail:grant-prog@jacic.or.jp
10.問い合わせ
一般財団法人 日本建設情報総合センター 建設情報研究所(高橋)
TEL.03-3505-2924/FAX.03-3589-6258
E-mail:grant-prog@jacic.or.jp
1)(一財)日本建設情報総合センター定款(抜粋)
第2章第3条
この法人は、建設事業の円滑な執行に資する情報システム (以下「建設情報システム」という。)の調査研究、開発・改良及び運用・保守並びに建設情報の提供を行うとともに、これを広く普及することにより、建設技術の向上、建設事業の効率化、国土の安全かつ有効活用の促進を図り、もって国民生活の高度化及び経済の活性化に寄与することを目的とする。
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