【画像等情報取得システム】
画像等情報取得システム(通称:切り絵システム)は、それぞれ独立して運営されているGISから必要な地図画像を生成させ、画像情報をラスタ画像で必要な部分だけ切り取り、地図表示システムの地図表示サーバに送信し、縮尺補正、色補正、座標変換、表示に必要な大きさに拡大・縮小を行った上で、ラスタレイヤとして基盤地図にそのまま貼り付けます。これにより、リアルタイムに基盤地図上に対しての表示を可能にできるシステムです。また、画像等情報取得システムの目的は、主に次の項目に集約できます。
· 個別のGIS毎に整備された地図情報の相互表示
· 地図の重ね合せ、地図情報の集約
· 地図情報の共有による地図データの整備、運用コストの削減
画像等情報取得システムのシステム構成は、GISにダウンロードした地図画像取得エンジンと、地図表示サーバ、地図表示クライアント(担当者PC)の3つから構成されています。
画像等情報取得システムは、国内及び米国でJACICの特許として登録されています。
u 発明の名称:地図表示システム、地図表示方法
u 出願番号:特願2003-158432
u 特許番号:特許第3963865号
u 登録日:平成19年6月1日
u 権利存続期間:平成35年6月3日(出願日より20年)
上記の内容は、特許電子図書館(http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl)より確認ができます。
u 発明の名称:MAP DISPLAY DEVICE, MAP DISPLAY SYSTEM, MAP DISPLAY METHOD, AND MAP DISPLAY PROGRAM PRODUCT
u 特許番号:US 7,009,619 B2
u 特許日:2006/3/7
u 権利存続期間:2024/6/3(出願日より20年)
画像等情報取得システムに関する資料は、下記の通りです。
JACICが開発した画像等情報取得システムの画面イメージは、下記の通りです。
国土交通省が構築を進めている「流域情報分析支援システム(仮称)」では、画像等情報取得システムを利用した「ラスタレイヤ作成機能」を実装することになっています。
一般財団法人 日本建設情報総合センター 建設情報研究所 河川システム室
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