アジア建設IT円卓会議
-Asia Construction IT Round Table Meeting-
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 会議成果のまとめ

 平成18年1月28日、東京赤坂プリンスホテルにおいて、(社)土木学会情報利用技術委員会(委員長:高田知典)と(財)日本建設情報総合センター(以下「JACIC」という、理事長:豊田高司)は、共同主催による第1回アジア建設IT円卓会議を開催した。

 会議では、主催者代表の豊田JACIC理事長の歓迎挨拶に引き続き、まず座長の柴崎東大教授による趣旨説明が行われた。午前中は、前日に開催された「アジア建設ITワークショップ」での各国の状況認識の延長として、日中韓それぞれの建設ITの状況を分野別に比較検討し、議論のベースとなる情報を共有した。

 午後は、アジアとしての連携、協力について活発な討議が行われた。国土管理、災害軽減、環境保全などでは、アジアに共通の課題が多いことが認識され、各国の持つ知識・経験を相互に活用することの重要性を確認した。また、センシング技術、IT施工、情報管理、意志決定支援など、個別の技術分野では具体的な協力の可能性も議論された。特に標準化活動等に関しては、ISOなどの国際標準化の枠組みに従いながらも各国が独自に標準化を進めている部分も少なくなく、今後、アジア域内でのインタオペラビリティの確保が不可欠との認識で一致した。特にデータや情報定義の基礎になる用語の比較などの基本的な作業と議論を今後も継続的に進めることを合意した。最後に、来年度以降も継続的に「アジア建設IT円卓会議」を開催していくとともに、協力の輪をさらに広げていくこと、定常的な意見交換のためのポータルサイトを設けることなどが提案され、これらをとりまとめた「東京宣言」を採択した。


第2回はシンガポールを加えて2006年8月24、25日 虎ノ門パストラルで開催された。
共同プロジェクトとして「アジア建設ITデータブック2006」を編集することとなった。
第3回は香港を加えて2007年8月2日、3日 東京大学生産技術研究所にて開催された。
第4回は中国北京で2008年10月19日、20日 開催された。参加5カ国。マレーシア初参加。
第5回は2009年8月6日、7日 東京大学生産技術研究所にて開催された。参加6カ国・地域。
特別テーマ「VC」(矢吹座長)。インドネシア初参加。
第6回は2010年8月5日、6日 はあといん乃木坂にて開催。
特別テーマ「電子調達」(秋山座長)。タイ、フィリピン初参加。
第7回は2011年6月28日、29日 韓国ソウルにて開催。
インドが初参加、計6カ国・地域で「BIM」や「Automation」などのセッションを展開した。

ADB担当官も参加。

第8回は2012年8月3日・4日 東京にて開催。(最終回)

オーストラリアが初参加。(記念講演会を併催)



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