標準化とは

定 義:

現実の問題または将来予想される問題について、与えられた情況において秩序を得ることを目的として、共通かつ繰り返して使用するための取り決めを確立する活動であり、具体的な中身は規約を作成し、発行し、実施するという過程から成り立っている。

「社会基盤情報標準化」という時の「社会基盤情報」とは:

建設のライフサイクルを通じて、複数のステージ間でやり取りする必要がある情報または、分野を超えてやりとりすることが必要な情報のことである。具体的には図面、コード類、帳票、プロダクトデータなどがこれに当たる。

<JACICにおける標準化>

以下の2種類がある

システムを含む標準化

これまでのJACICの方法、土木工事積算システムや電子入札システム、電子納品保管管理システム等。すべてパイロット事業あるいは独占事業であり、システムを含んだ標準化の概念。

データ・レベルの標準化

データまたはフォーマットの標準化。システムを含まないもの。
「社会基盤情報標準化委員会」の目指すもの。
仕様だけ議論してシステムは民間のベンダーが供給する。
CADデータ交換標準フォーマットSXFは、その代表例である。