社会基盤情報標準化委員会について

社会基盤情報標準化委員会の活動

社会基盤情報標準化委員会では、「円滑な電子データ流通基盤の構築」と「統合的な電子データ利用環境の創出」を実現し、もって社会基盤分野全体の生産性の向上を図り、広く国民全体の利益に寄与することを標準化ビジョンと位置づけ、JACICを事務局として、産学官の関係者が参画する連携体制の下で、標準化活動を推進しています。

標準化とは

小委員会の活動

社会基盤情報標準化委員会では、ICTの先端技術を取り入れた新たな社会情勢への機動的な対応ができるよう、2013年から標準化ビジョンに沿った検討テーマを公募し、採択したテーマを検討する小委員会を設置し、これに対する支援をすることにより、新たな標準化方策の検討を進めています。

ボーリング柱状図標準化小委員会の成果として公表された「ボーリング柱状図作成及びボーリングコア取扱い・保管要領(案)・同解説」は、国土交通省の「地質・土質調査成果電子納品要領」の改定に反映されるなど、小委員会の成果は適宜利用されています。

特別委員会

社会基盤情報標準化委員会において、公募による小委員会だけではカバーしきれない標準化の検討テーマがある可能性が指摘され、標準化委員会が主体となり、検討を行うための特別委員会を2015年から設置し、新たな標準化方策の検討を進めています。

特別委員会で作成された「土木分野におけるモデル詳細度標準(案)」は、国土交通省のBIM/CIMの要領で広く採用されています。また、令和4年には「ICTを活用した画像・映像情報の利活用のあり方に関する提言」をとりまとめて公表しています。

「土木分野におけるモデル詳細度標準(案)」より
土工部(道路)の詳細度(案)