平成23年度 (財)日本建設情報総合センター研究助成公募案内 | |
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(財)日本建設情報総合センターでは、財団の目的1)に合致した、情報技術を活用し建設マネジメントの向上に資する調査研究を対象に、研究助成を行っています。
平成23年度の研究助成を、以下のとおり公募します。
1.研究助成の対象
(1)【指定課題】
課題名 | 内 容 |
---|---|
指1 プロダクトデータモデルの構築・利用に関する研究 (継続) |
建設分野における設計、施工、維持管理や各段階間の情報共有において、有効な手法と考えられるプロダクトデータモデルや3次元CAD データの構築・利用に関して、以下の内容を研究する。 ① プロダクトデータモデルの構築手法 ② プロダクトデータモデルの適用に関する研究 ③ 3次元測量、3次元設計と情報化施工の一環プロセス ④ 3次元CAD データによる施工管理の高度化 ⑤ 3次元CAD データによるライフサイクルにおける最適化研究 ⑥ その他、3 次元データの活用に関する研究 |
指2 社会資本の維持管理と多様で膨大なデータからの価値ある情報の抽出に関する研究 (継続) |
膨大な情報の海から、真に価値のある意味情報に効率的に辿り着く手段として、オントロジーやセマンティックWeb の技術が研究されている。建設分野でも、建設生産プロセスの多様な主体が多量のデータを作成・交換・蓄積している。特に維持管理業務の効率化のためには、膨大なデータの海から意味のある情報を効率的に抽出する事やICT 技術の利活用、GIS を活用した地理空間情報の活用・推進等が必要である。このため以下の内容を研究する。 ① CALS/EC 等で蓄積された膨大な情報を対象とした、頻出パターン抽出、相関ルール抽出、クラス分類 、回帰分析等から、価値ある情報を創出する研究 ② 建設分野における用語や意味情報の共有に関する研究 ③ ICT 技術(モバイル機器やセンサ、IC タグ等)による現場に即した利活用・効率化・高度化の研究 ④ アセットマネジメントにおける評価基準やデータ管理技術の研究 ⑤ GIS を活用した効率的な社会資本台帳の構築等、情報の効率的な整理に関する研究 ⑥ 維持修繕に関連した積算基準の検討や、その基準に基づいた積算方式等、契約・積算方式等の研究 ⑦ 位置情報を有する参照点のGIS と連携した利活用に関する研究 |
(2)【自由課題】
2.助成対象者
上記研究項目に関心を有する大学、高等専門学校、民間等の研究者とし、学識経験者等による審査のうえ決定。
3.助成期間
助成期間は決定の翌日(8月上旬を予定)から約1又は2年間で、報告書の提出は平成24又は25年8月末。
4.助成金額
1件につき、指定課題は300万円以内、自由課題は200万円以内。(平成22年度は、指10件、自6件の助成を採択。)
5.申込み方法
助成を希望される研究者は、所定の申請書に必要事項を記入のうえ、財団へ提出して下さい。提出頂いた申請書は返却いたしません。予めご了承下さい。
研究助成要綱、申請書及びこれまでの実績については、JACICのウェブサイトに掲載。
URL http://www.jacic.or.jp/
<参考資料> 研究助成要綱 これまでの実績
6.申請書類
・ 研究助成申請書 (様式-1-1)
・ 助成申請者経歴 (様式-1-2)
・ 共同研究者経歴 (様式-1-3)共同研究者が存在する場合は、記入
・ 研究計画書 (様式-1-4)
・ 研究費用予定内訳書 (様式-1-5)
7.応募期限、提出方法
平成23年6月30日(必着)、郵送又はメール
8.提出先
〒107-8416 東京都港区赤坂7-10-20
アカサカセブンスアヴェニュービル
財団法人 日本建設情報総合センター 経営企画部 研究助成担当 宛
E-mail:kenkyujosei@jacic.or.jp
9.問い合わせ
財団法人 日本建設情報総合センター 経営企画部(落合)
TEL.03-3584-2404/FAX.03-3505-2966
1)(財)日本建設情報総合センター寄附行為(抜粋)
第1章第3条
この法人は、建設事業の円滑な執行に資する情報システムの調査研究を行い、これを広く普及するとともに、建設情報の提供を行うことにより、建設技術の向上、建設事業の効率化、国土の安全かつ有効利用の促進を図り、もって国民生活の高度化及び経済の活性化に資することを目的とする。
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