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A~M


AHS(Advanced Cruise-Assist Highway Systems:走行支援システム)
ITSにおける1つの施策であり、ドライバーから視認できない前方の危険物等を道路設置のセンサー等がとらえ、その情報を通信で即座にドライバーに提供したり、警告を発したり、操作を支援したりするシステムのこと。こうした支援サービスを提供することにより、走行時の安全性を飛躍的に向上させ、交通事故の半減を目指す。(2004/03/08 研究第二部)
ITS(高度道路交通システム)

AM/FM
AM(Automated Mapping)は自動地図図化(システム)、FM(Facility Management)は施設管理(システム)である。
AM/FMは、CAD(Computer Aided Design)の技術を基本に、下水道、上水道、電力、ガス、通信などの地下埋設物、道路及びその付属物(街路、ガードレール)などの都市のライフラインを管理するために、デジタル化した地図情報と、施設データをリンクした形で管理するシステムを指す。

CAD(Computer Aided Design)
グラフィックス・ディスプレイを介して設計者がコンピュータの支援を得ながら建築・土木、部品設計などの設計業務を行うシステムのこと。図形処理技術を基本としており、平面図形の処理を製図用途に応用したものを2次元CAD、3次元図形処理を製品形状の定義に利用したものを3次元CADという。

CAD交換標準小委員会
建設情報標準化委員会の中の4つの小委員会のひとつ。多くのCADソフトの間でデータの交換を可能にしたものが交換標準である。CAD交換標準開発コンソーシアムの成果を引き継ぎ、より高度なものを目指している。

参)CAD交換標準委員会

CADデータ交換標準
現在市場に流通しているCADソフトは、それぞれに高度な機能を有している反面、それがネックとなり相互のデータ交換ができない。これを解消するために、特定のソフトに依存しない中間フォーマットを開発して、相互交換を可能にし、一度作成したCADデータの再利用を可能にするのが、CADデータ交換標準である。JACICでは、ISO国際規格であるSTEPに準拠してSXFと呼ばれる交換標準の策定と普及活動を行っている。

CALS(Continuous Acquisition and Life-cycle Support)
CALSは、そもそも米国国防省における軍事技術管理のための手法として誕生した。Computer Aided Logistics Support (コンピュータ技術を活用した後方支援システム) の頭文字をとったものである。その後、工業製品や施設の分野にまで適用範囲が広がり、設計、製造、保守(維持管理)といったライフサイクル全般にわたる情報提供支援(Continuous Acquisition and Life-Cycle Support)にまで概念が拡張されている。

CALS/EC
既存のものも含んだ数多くの情報システムから構成され、それらがネットワーク上で連携できる環境を整え、活用する考え方のこと。調査、設計から工事、維持管理に至る公共施設のライフサイクル全般にわたる各種情報を一定の標準に基づいて電子化し、ネットワークを介して、公共機関(公共施設管理者)や企業間等において交換及び共有し、事業期間の短縮、コストの縮減、生産性の向上等を図る。JACICは国土交通省のCALS/EC展開等の支援を行っている。
CALS/ECの呼び名(continuous Acquisition and Life-cycle Support/Electronic Commerce)の略である。

CM(Construction Management)
建設プロジェクトの企画から設計、施工、維持管理までの全段階でのマネージメントのこと。CMの目的は、発注者の立場に立ち、効率的・経済的にプロジェクトを推進し、予算内のコストで期待される品質で完成させることである。
従来の請負方式とは異なり、時間・コスト・品質・安全を総合的にマネージメントしながら完成させるプロセスが特徴で。CM先進国であるアメリカでは建設投資額の約2割はCM方式によるものと言われている。わが国においても、民間、公共を問わず建設プロセス及びコストの透明化が社会的ニーズとなってきており、従来型の請負方式に代わりCM方式が注目されつつある。

COBRIS(Construction Byproducts Resource Information interchange System:コブリス)
建設副産物情報交換システム

CORINS(Construction Records Information System:コリンズ)
工事実績情報システム

CPS (Certification Practice Statement)
認証局運用規定

CREDAS(Construction Recycling Data Integration Input System:クレダス)
建設リサイクルデータ統合システムの略称。本システムは、平成14年5月30日に全面施行となった「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)」により義務づけられた書類の作成および国土交通省が実施している建設副産物実態調査の調査票作成等を効率的に行うための電算入力システムであり、建設副産物情報交換システムにも搭載されている。(2004/03/08 研究第二部)

DTD
XML言語を用いる時に、データ・構造を定義する文章。Document Type Difinissionの略。XMLを議論する場合には必ず付いてくる。これに代わるものとしてXMLスキーマというものも出て来ている。

DTMとDSM
DTMとDSMはともに、高さのデータを数値モデル(三次元座標(X,Y,Z))で表現したものである。
DTMはDigital Terrain Modelの略である。DTMの高さデータは地盤高である。DEM(Digital Elevation Model)と呼ぶこともある。
これに対しDSMはDigital Surface Modelの略である。デジタル写真画像から自動計測で作成される高さのデータは、地盤高ではなく画像に写っている地物の標高値(ビルが写っていればビルの屋上の標高値)を計測するので、DTMと区別するためにDSMという用語を用いている。

DXF (Drawing Interchange Format)
異機種パソコン CAD間で図面データの交換を行う際、業界標準的に使われるデータ・ファイル形式。3次元データまでカバーしている。もともとは「AutoCAD」という特定のパソコン CADソフトの外部ファイル形式として、オートデスク社により定められた。

EC(Electronic Commerce)
電子商取引

GIS(Geographic Information System)
地理情報システム

GISデータブック
JACICでは、国・自治体の行政事務のGIS化の促進、GISの利用普及を図るため、「GISデータブック」を刊行し、 地図データ及びソフトウェアの紹介を行っている。GISデータブック(インターネット版)は、利用者がインターネット上で地図データやソフトウェアの情報を検索できる簡易型のGISクリアリングハウスを目指したものである。

参)GISデータブックホームページ

GPS(Global Positioning System)
人工衛星からの電波を受けて、位置を測定する技術、また、その装置のこと。測量やカーナビゲーションなどに利用される。
米国防省が運営・管理している衛星ナビスター(NAVSTAR:Navigation System with Time and Ranging)を利用した位置測定システムである。地球上空約20,000kmの高度の6つの軌道面上にアクティブな衛星21個とバックアップ用の予備衛星3個が配置されている。各衛星は原子時計を搭載し、これに基づく正確な時刻と、軌道計算に基づく正確な位置情報を持っている。各衛星は、この時刻と位置とを符号化して発信する。最も受信しやすい4機以上の衛星から電波を受信し、各々の衛星から電波が届くまでの時間を測定することにより、正確な位置、移動方向、移動速度を24時間リアルタイムで知ることができる。

ISO(International Organization for Standardization:国際標準化機構)
ISOは、世界的な標準化およびその関連活動の発展促進を目的とした各国の代表的標準化機関から成る国際標準化機関であり、本機関が制定した規格や標準類がたとえば「ISO9000」のように、規格番号を付して呼ばれている。ISOには多くの委員会(約180)があり、電気分野を除くあらゆる分野の標準化を推進し、9000を超える規格を定めている。具体的な標準の作成作業は各専門委員会(TC:Technical Committee)で行っている。ISOへの参加は、各国の代表的標準化機関の一組織だけに限られている。日本からは通商産業省工業技術院の日本工業標準調査会(JISC)が会員資格を得ており、ISO/TC211については(財)日本測量調査技術協会が国内審議団体としてJISCに承認されている。

ISO9000シリーズ
ISO(国際標準化機構)が1987年に定めた「品質管理及び品質保証に関する一連の国際規格」である。欧州の市場統合をきっかけとして、この規格を用いた「ISO9000シリーズによる品質システム審査登録制度」が生まれ、ボーダーレス化の波にも乗って様々な産業分野で世界中に広がっている。
ISO9000シリーズ規格は、ISO9000~9004までの一連の5つの規格で構成されている。規格の選択と使い方を解説したISO9000、供給者が設計、調達、製造、据え付け、付帯サービスの全てを行う場合に適用するISO9001、設計が既に完了しているか、または購入者から与えられる場合で、製造、据え付け、付帯サービスを供給者が行う場合に適用されるISO9002、設計、製造、使用方法が既に長期間にわたって確立している場合で、供給者が主に製品の最終検査、最終試験を行えば十分な場合に適用されるISO9003、品質管理活動の手引きであり、供給者が品質管理を行う場合、どういうことを行うべきかを述べたISO9004から構成されている。
ISO9000シリーズは、制定時には2者間契約に限定されていたが、1992年の改訂で第三者認証にも適用されることになったため、急速に話題にのぼるようになった。

ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)
最先端の情報通信技術等を用いて、人と道路と車両とを一体のシステムとして構築するものであって、高度な道路利用、運転や歩行等の道路利用における負荷の軽減を可能とし、道路交通の安全性、輸送効率、快適性の飛躍的向上を実現するものである。我が国では、ITSの実現に向け、ノンストップ自動料金支払いシステム(ETC)、道路交通情報通信システム(VICS)、走行支援システム(AHS)、歩行者ITS等の開発・導入に取り組んでおり、これらの情報基盤として道路GISの活用が期待されている。(2004/03/08 研究第二部)

道路GIS
VICS(道路交通情報通信システム)
AHS(走行支援システム)
JACIC(Japan Construction Information Center)
(財)日本建設情報総合センターの英語標記であるJapan Construction Information Centerの頭文字を取ったもので、「ジャシック」と呼称している。

JACIC NET
国、公団、地方公共団体、民間企業等から発せられる建設情報を収集して日々電子化し蓄積の上、提供するデータベース検索サービスのこと。

参)JACIC NETサービス案内

JACIC news(月刊広報誌)
賛助会員、JACIC NET会員に向けに、JACICの内部で進めている主な活動内容を月刊で紹介している。

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JACIC TOWN
JACIC では、大都市や地方都市を対象に、縮尺1/2,500の都市計画図から地図図形のデジタルデータを作成し、「JACIC TOWN」シリーズとして提供している。これは、都市計画図の図形情報を7分野67レイヤに分類し、GIS用の地図データベースとしたもので、建設行政はじめ民間のGIS利用の基本データとして活用できる。平成13年12月現在の整備地域は422市町村である。

参)JACIC TOWNホームページ

JACIC情報(機関誌)
JACICの機関誌として、JACICが主体的に取組んでいる建設分野の情報化を柱に各号の特集として編集。年4回発刊している。

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JCIS(Jacic Ce Information Service:ジェイシス、JC情報サービス)
CORINS情報と財団法人建設業技術者センターが提供する企業情報を一体的に検索できるシステム。発注機関が工事施工業者を選定する際、必要となる建設会社の財務・経営、過去の工事実績、技術者データ等を提供するシステム。監理技術者および主任技術者の適正配置の確認・徹底を図ることができる。

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