自治体版土木工事積算システムは、クライアント／サーバ型で運用するシステムである。本庁舎に基準データの管理サーバを配置し、ISDN等を使用して事務所に配置したサーバと接続している。さらに各事務所サーバにはLANで積算担当者の事務所クライアントを接続している。
基準データや積算プログラムに追加、変更が発生した場合は本庁管理サーバから積算システムの配信機能を使用して、各事務所サーバヘダウンロードファイルとして配信される。また事務所クライアントは積算システム起動時にこのダウンロードファイルの内容をチェックし、必要に応じてダウンロード（取り込み）を行う仕組みとなっている。

CORINS、TECRISのデータにおいて、当該工事、当該業務の発注機関を特定するために用いるコードのこと。8桁の数値で表されるが、4階層で構成され、大分類が1桁、中分類が2桁、小分類が2桁、細分類が3桁である。
　組織の変更に応じて発注機関コードも修正しているが、修正作業のため時間遅れが発生している。発注機関コードの版は修正版作成日を用いて、例えば「発注機関コード2001年6月1日版」と呼び「発注機関コード20010601版」と表記する。

一般的には「最適な秩序を得るために、共通かつ繰り返し使用するための取り決めを確立する活動」であり、規格・規約、仕様、構造、形式を決定し、出版、実施することを意味する。日本においては、標準とは規格又は基準のような唯一のものとは違い「推奨的なもの」という意味を含む。また、広義の標準化には「システムの標準化」という意味が含まれるが、建設情報標準化委員会の目指す標準化は仕様の標準化・規格の標準化であり、ソフトの開発等「システムの標準化」は含まれていない。

標準部がＷＥＢサイト上で開いている図書館。内容は２つの部分で構成されていて、標準部（建設情報標準化委員会事務局）が所有する蔵本・オリジナル著作物の一覧・書誌類と、標準化関係機関等へのリンク集がある。

参）標準図書館

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