ＳＣプラグ工法は，供用している下水管路の上下流に止水プラグを設置し，止水プラグの開口部にバイパス管を連結させて，上下流の止水プラグとバイパス管を一体化させ，下水を自然流下させることでマンホール内部をドライ状態にする仮設水替え工法である。止水プラグ部材およびバイパス管はマンホール開口部（φ６００ｍｍ）から分割搬入が可能であることから，既設構造物を壊すことなく大口径管きょにも対応できる。また，設置・撤去作業は供用下（流水状況下）作業が可能であるとともに, 設置期間中は止水性の高いバイパス管による自然流下排水となるため, 本工事における作業環境の改善や周辺環境への影響を最小限に抑える事が可能である。