「Ｔヘッド工法鉄筋」は，加熱成形によって鉄筋端部に拡径部を設け、機械的にコンクリートに定着することにより、鉄筋コンクリート部材のスターラップ，中間帯鉄筋および軸方向鉄筋において，従来の標準フックの代わりに使用することを目的としている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ・従来の両端半円形フック鉄筋では施工が困難な場所においても、「Ｔヘッド工法鉄筋」は軸方向鉄筋や帯鉄筋の間に後から挿入するだけで配筋が可能なため施工性が向上する。 ・高密度配筋が緩和され、棒形振動機の配筋内部への挿入も容易になるため、コンクリートの充填性が向上する。